楽天証券の改悪のニュースが出てからSBI証券の人気がでてきてるけど、実際のところSBI証券て何がいいのか?
確かに2022年前後に楽天証券の改悪ニュースが連続してから、SBI証券の人気がどんどん上昇してきたよね!この記事ではSBI証券のオススメポイント7選を紹介します。
1.信託報酬最安クラスのSBI・Vシリーズに投資が出来る
SBI証券で圧倒的人気を誇るSBI・Vシリーズ。
信託報酬が最安クラスで怒涛の勢いで純資産総額を増やしています。
つみたてNISAでオススメの3本をご紹介します。
①SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
SBI証券で人気No.1を誇るこのファンド。投資対象はつみたてNISAで人気の「米国株式S&P500種指数」です。
「米国株式S&P500種指数」とはアメリカ大企業500社で構成された米国株式の代表的な指数です。
信託報酬は0.0938%と楽天証券で投資可能で最も信託報酬が安い「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」の0.0968%よりも低コストになります。これが人気の理由です。
②SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」を通じて「CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)」に連動する投資成果を目指す投資信託です。
上記のS&P500は米国の大型銘柄500社で構成されていますが、全米株式インデックスは大型~中小型株まで含めた約4000社で構成されていて、米国市場全体に広く分散された投資信託です。
楽天証券のつみたてNISAで全米株式に投資する場合「楽天・全米株式インデックス・ファンド」が選択肢となりますが、信託報酬が0.162%と高くなりますので、SBI・V・全米株式インデックス・ファンドの方が低コストで運用できる可能性があります。(実質コストが現在未確定のため。)
③SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド
全世界の株式市場の動きを捉えることを目指す「FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)」に連動する「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」へ投資をする投資信託です。
FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスとは全世界の約9000社を時価総額加重平均で構成した株式指数です。
米国だけではなく、世界中に広く分散したいという人にオススメの投資信託です。
信託報酬が重要な理由
信託報酬とは、投資信託を管理・運用してもらうための経費として、投資信託を保有している間はずっと投資家が支払い続ける費用のことです。
信託報酬は信託財産の中から「純資産総額に対して何%」といった形で毎日差し引かれます。
なので、米国株式や全世界株式など投資対象が同じだった場合、出来るだけ信託報酬の安い投資信託を選ぶことで手数料を低く抑えることが出来ます。
SBI証券のつみたてNISAで投資が出来るSBI・V・S&P500インデックスファンドとフィデリティ・べいこく優良株の2つの投資信託に毎月3万円を投資し年平均5%で運用出来たとした場合の信託報酬の差を比較してみました。
1.5%の差で20年後には200万円近くもの手数料の差が発生してしまいます。信託報酬は運用結果に大きな影響を与えますので、出来るだけ安いものを選ぶようにしましょう。
2.クレカ積み立てでポイント還元
つみたてNISAの買付の際「三井住友ナンバーレスカード」を利用することでポイントが還元されます。
ノーマルカードでは0.5%還元、ゴールドカードでは1%の還元率となっています。
ゴールドカードの方が1%還元と還元率は高いですが、5,500円の年会費が発生します。この年会費は1年間に100万円以上利用することで2年目から永年無料となります。(※永久ではない点に注意!)
また、100万円達成時にボーナスポイントとして10,000ポイントが付与されますので通常の0.5%還元と合わせて100万円達成時に15,000ポイントが付与されます。
ですので、初めから100万円を達成させるのであれば5,500円の年会費も1年目に回収することが可能です。
また、お子さんがいるご家庭でしたら、マクドナルドを利用することも多いと思います。マクドナルドでタッチ決済をすると5%還元されるのでかなりお得です。
我が家もハッピーセットが新しくなる度にマクドナルドへ行ってますので重宝しています。タッチ決済のみで5%還元となりますのでご注意ください。
3.投信マイレージでポイントが貯まる
投信マイレージとは投資信託の保有金額に対してポイントが貰えるサービスです。
SBI・VシリーズやeMAXIS Slimシリーズなどの低コスト投資信託ではポイント付与率が0.05%とかなり低いですが、将来運用資産残高が大きくなるにつれてその影響度合いは増してきます。
楽天証券では以前まで同じサービスがあったのですが、改悪によってこのサービスは事実上廃止となってしまいました。
一度ポイント設定だけしてしまえば、自動で貰えるのでこれはお得です。
4.ポイントが選べる
SBI証券では貰えるポイントを選ぶことが出来ます。
三井住友ナンバーレスカードでのクレカ積み立てではVポイント。
投信マイレージなどの各種取引で「Vポイント」「Tポイント」「Pontaポイント」「dポイント」の4種類から選んでポイントを貯めることが出来ます。
選択肢があるというのは大きなメリットですね!
僕はPontaポイントを選択して、普段のお買い物の際にポイントを使っています。
5.貯まったポイントが投資に使える
Vポイント・Tポイント・Pontaポイントは1ポイント1円分として、投資信託の買付に利用することが出来ます。
Vポイントは特定口座、一般NISA口座での買付で利用が出来ます。
Tポイント・Pontaポイントは金額指定の買付で利用が可能です。
両方ともつみたてNISAの買付で利用が出来ない点に注意してください。
6.住信SBIネット銀行との連携で運用がカンタン
クレカ積み立て以外で投資を行う場合、証券口座に現金を入金する必要があります。
いちいち入金するのも手間ですし、提携以外の銀行からの振り込みだと振込手数料が掛かってしまいます。
その問題を解決してくれるのがSBI証券との連携口座「住信SBIハイブリット預金」です。
住信SBIネット銀行内にある「SBIハイブリット預金」にお金を入れておくだけで、SBI証券でいつでも買付余力として反映させることが出来ます。
手数料も掛かりませんし、自動で反映されるので本当に簡単に投資をすることが出来ます。
7.投資信託定期売却サービス
教育資金や老後資金など、それぞれの目的があって資産を増やそうと思われていますが、増やした資産はいつか使う時が来ると思います。
一気に売却するのであれば問題はないですが、老後資金などは運用しながら定期的に売却していきたいと思っている方が大半ではないでしょうか?
その際に毎月自分で売却して、銀行口座に入金していては本当に面倒でやってられません。
そこで便利なのが「投資信託定期売却サービス」です。
これはご自身で設定した金額に対し、その金額になるよう毎月自動で口数を売却してくれるサービスです。
上記の住信SBIハイブリット預金を設定しておけば、自動で住信SBIネット銀行の口座に入金されるので老後の取り崩しも安心して行うことが出来ます。
8.まとめ
SBI証券は三井住友ナンバーレスカード(ゴールド)の利用で積立額に対して1%のポイント還元。
投信マイレージで保有資産額に対してポイント還元など、還元率では楽天証券に勝っています。
楽天ポイントじゃなきゃいけない!という人でなければSBI証券をオススメしています。
また、SBI証券と連携が出来る住信SBIネット銀行は振り込みや入金を自動化出来るサービスや、ATM・振込手数料の無料回数の多さなど考慮して最強のネット銀行だと私は考えています。
こういった投資以外の「お金全体の流れ」を考えてもSBI証券はオススメ出来る証券会社です。